キャッチャーは装備が大変。
プロテクター・レガース・メットにマスク。
手にはミットね。
…あともうひとつ。
あれってさ、どうしてるもんなの?
急所。
「なあ、阿部ーーー!!!」
ガッシャガッシャ。
投球練習を終えて戻ってきた阿部の後ろから田島が駆けてきた。
そっちも練習が済んだのか、田島もプロテクターを着けたままだ。
「どうした?」
「ちょっ…ちょっとこっちきて!!」
慌てたように部室裏へと引き込む。
「なんだよ」
「いま、プロテクター全部つけてるよな?」
「え?ああ…マスクは外してるけど」
「よし」
そう言い、おもむろに股間に手を伸ばす。
「ぅぎゃ」
むんずと掴まれ、阿部の口から奇声が上がる。
「やっぱ着けてねえよな」
「なにすんだ!?」
「チンチンカバー着けてないって言ってんの」
「……」
セーフティカップのことだろうか。
「…当たり前だろ、試合じゃあるまいし」
「じゃあ、練習中になにかあったらそうすんの!?」
「……がまんしろよ」
そういうと田島は顔を青ざめさせ、自分のそこを見下ろした。
「俺のチンチンが潰れるよ!?」
さっきなにかあったのだろうか?
珍しくうろたえるその姿に、阿部はなにか思いついたように、にや、と唇を歪ませた。
「そう、だからキャッチャーは・・・ここも、鍛えるんだよ」
「鍛えるのか!」
「そう、きたえ……」
瞬間、田島は目を輝かせ、阿部を見上げる。
その輝きに、阿部は嘘をついたことに軽く後悔をした。
…嫌な予感がする。
「じゃあさ、これってば、もうびんびんに鍛えられちゃってるんだ!?」
なんという素早さか、田島の手はいつのまにか阿部のそこを掴む。
そして形を確かめるように布を揉みしだいた。
「ぅあ、おい、やめろって!」
「すげー、阿部のチンチンすげー」
感心しっぱなしの田島はやめろと言う阿部の声を無視し、尚も弄り倒す。
そこ弄られるのは、他人の手でも気持ちいいもので。
しかも、触ってるのは天才のコイツ。
何が天才なんだ?ああ、もう、わけわかんねえ!
「ぁ……っまてって、こら!…ぅわっ!!!」
ガション!!!
田島の勢いに押され、ジリジリと下がっていた阿部だったが、
部室の壁にぶつかり、べたっと尻餅をつく。
あまり日の当たらないそこの地面はじっとりとしていて、気持ち悪さに阿部は腰を浮かせた。
「ぃって…コラ、たじ…っうぅ!?」
いつの間にか、田島が自分を押し倒すかのように自分の膝の間に座っている。
目元を赤く染め、興味深々に目を輝かせていた。
無論、その手は阿部のそこに…
「お、おい、ちょっと待て…洒落にならんだろ」
「洒落?なにいってんの?」
ペロ、と唇を舐めながら阿部を見る田島の目には冗談などは微塵も無く、
代わりに獣の鋭光が阿部を射抜いた。
…ヤバイ。
「なんてね。」
「…は?」
「阿部ってば本当に可愛いんだもん、ついつい本気になりそうになっちゃった」
「……」
「やっぱ俺のチンチンとはチゲーね、でけーしーーー!!!!」
「……」
「阿部?平気?」
「……ジマ…」
「ん?」
「たじまぁああ!!!!」
「うわ!うわ!ギブギブ!!!!!」
涙を滲ませたまま、阿部は田島の頚動脈を締め続けた。
落ちるまで。
白目をむく田島を締め続けながら阿部は思った。
本当に、こいつは怖い!!!
この勢いでこられたら、俺、俺…!!!
殺人未遂を起こしながら、真剣に考えを改めた阿部隆也15歳であった。
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2005/03/20
危うく裏行きになるところでした。。。
つか、田島は死んだかもしれません(ヲイヲイヲイ)
流石に田島が阿部を××で○○が****ってのは想像を超えてしまったので(汗笑
まあ、チンチン大王の田島なので(失礼千万
もう少しやっつけてくれてもよかったかとも思わなくも無いような…(意味不明
感想等お待ちしています。